沖縄電力期末配当30円 総額7億8600万円


この記事を書いた人 金城 美智子

 沖縄電力(大嶺満社長)は29日、那覇市旭町のおきでん那覇ビルで株主総会を開き、剰余金処分や取締役賞与など5議案を原案通り承認した。

 4月に始まった電力小売り全面自由化による競争環境の変化を受け、経営基盤強化などの観点から役員を14人体制に2人増員。成底勇人理事総務部長(52)と横田哲送配電本部理事電力流通部長(49)が新任の取締役として承認された。新たな監査役には元県総務部長で同社総務部理事の小橋川健二氏(60)が就任した。
 期末配当は1株当たり30円で、総額7億8600万円。役員賞与は社外取締役3人を含めて総額4591万円を支給することが決まった。社外取締役分は136万円。総会には176人が出席。株主からの質問はなく42分で終了した。
【琉球新報電子版】