【中国時報】遠伝、エリクソン提携 5G事業を強化へ


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 世界大手通信機器会社、スウェーデンのエリクソン(中国名・愛立信)が、台湾の遠東グループ傘下の電信サービス会社・遠伝電信と5G事業の業務提携をする覚書に調印した。

 5Gは、第5世代の通信規格で、これによって現行の4Gよりもより高速の通信が可能になる。これで携帯電話やスマートフォンのネット接続がより快適になると見込まれる。エリクソンと遠東グループは、長年にわたる提携関係があるほか、近年、遠東傘下の海運企業の裕民航運(U―Ming)と提携しており、さらに情報通信技術(ICT)事業にまで提携関係を広げている。

 エリクソンは現在、板橋の遠東通訊園区で、台湾初の5G実験室を造り、今後5G事業を展開する中心地とすることを目指している。