台風1号接近に伴う県災害警戒本部会議の第1回会合が6日午後、県庁で開かれた。県の関係部局が観光客への情報提供や先島での学校現場の対策について確認した。各部局の代表15人が出席した。
文化観光スポーツ部は沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)と連絡会議を開き、観光客へ適切な災害情報を提供するため情報収集に努めることを確認した。県教育庁は児童・生徒の安全対策依頼文を宮古・八重山地区の学校長などに向け発送したと報告した。
議長代理の知念弘光防災危機管理課長は「各部局が台風の動向に注意し、緊張感を持って早めの対策をお願いしたい」と呼び掛けた。【琉球新報電子版】