金城哲夫氏に並ぶ逸材募集 南風原町が脚本賞創設


この記事を書いた人 新里 哲
金城哲夫氏の名を冠した脚本賞の創設を発表した南風原町観光協会の照屋盛夫会長(前列左から4人目)ら=7日、南風原町役場

 【南風原】南風原町観光協会(照屋盛夫会長)は7日、町役場で記者会見し、ウルトラマンの生みの親、金城哲夫氏の名を冠した「金城哲夫のふるさと沖縄・南風原町脚本賞」の創設を発表した。募集内容は沖縄を題材としたオリジナル作品で、応募期間は10月31日まで。大賞受賞者に賞金50万円を贈るほか、受賞作は舞台劇にして上演する。

 記者会見にはウルトラマンを制作した円谷プロダクションの関係者も出席し、脚本賞と連動する形で「円谷プロダクションクリエイティブアワード金城哲夫賞」を創設し、映像作品の企画書と脚本を募集することを併せて発表した。

 賞を通して金城哲夫氏に並ぶ脚本家を発掘することや、南風原町と沖縄の魅力を発信する作品を制作することを目的にしている。

 照屋会長は「金城氏が愛したふるさと沖縄を題材に、新たな文化や魅力を発信していく作品を期待している」と応募を呼び掛けた。

 町観光協会の脚本賞の問い合わせは同協会(電話)098(851)7273。円谷プロの賞についてはホームページhttp://m-78.jp/TCA/を参照。