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地域の魅力を考えて発信することで地域への関心を高めようと、那覇市立大道小学校(榮多喜仁校長)の3年1組の24人と2組の23人が6月29日、学校に隣接する栄町市場をPRするためのポスター作りに取り組んだ。児童らは栄町市場の特長を考えながら、色鮮やかなポスターを作成した。
授業で児童らは「大型スーパーにはない栄町市場の特長は何だと思うか」との教員の問い掛けに、「(八百屋や肉屋の店員が)店の食材を使った料理の仕方を教えてくれる」「店の人とゆっくり会話しながら買い物ができる」などの意見を出した。それらの意見を基に「新鮮な野菜が多い」「店の人が優しい」といった点をイラストを多用してPRするポスターを、蛍光ペンやクーピーを使って仕上げていた。
ポスター作りは社会科の授業の一環。児童らは事前に栄町市場も訪れ、商店街で働く人の話を聞き、店の工夫している点や店の良さなどを調べた。
2組の真栄城蓮君(9)は「目立つようにカラフルに色を塗った。栄町市場が人気になってほしい」と感想を述べた。同校の中里昭夫教諭は「子どもたちが作成したポスターは栄町市場や学校の中などに掲示し、同市場のPRに活用したい」と話した。