キック挑戦、夢中に 王者廣虎さんがボクシング教室


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 【渡嘉敷】渡嘉敷村の観光大使を務めるキックボクシング王者の廣虎(HIROTO)さん=ワイルドシーサー沖縄所属=が渡嘉敷村の国立沖縄青少年交流ボクシング場で6月26日と7月3日の夜2時間、島民を対象にキックボクシング体験教室(格闘技ジム WILD SEASAR主催)を開いた。両日で中学生以上の男女25人が参加した。

廣虎さん(中央)から指導を受けた参加者=3日、国立沖縄青少年交流の家

 廣虎さんは6月11日から7月31日まで、毎週土日は同村の青少年交流の家で合宿を行っており、体験教室を通して住民らとの交流を深めながらキックボクシングの魅力と良さを知ってもらおうと、合宿の傍ら自らトレーナーを務め指導した。

 体験内容は気軽に取り組める体操、縄跳び、ミット打ち、筋トレ、廣虎さんとの個人的なレッスンなど基本的なトレーニング。参加者は廣虎さんの直接指導を受けながら真剣に練習に取り組み、心地良い汗を流した。

 新垣雄大(たけひろ)さん(29)は「キックボクシングはきついけど楽しい。下半身を鍛えることができるので、またやってみたい」と話した。米田麻美さん(29)は「ストレス解消、エクササイズにとてもいい。島民の女性を対象にキックボクシングのサークルを立ち上げてみたい」と意欲を見せた。
(米田英明通信員)