沖縄観光PR紙、台湾で41万部発行 琉球新報


この記事を書いた人 新里 哲
台湾で発行する沖縄観光タブロイド紙のフロントページ

 沖縄への観光誘客を図ろうと、琉球新報社(那覇市、富田詢一社長)は10日、沖縄観光タブロイド紙第1号「夏天來了來去沖縄渡假去!(夏が来た。沖縄へ!)」を台湾で初めて発行した。同日付の台湾大手紙「中國時報」に20万部を折り込むほか、13日から台北市内のファミリーマート600店で計21万部を無料配置する。「第2号」は10月末ごろに発行予定。

 沖縄特集はタブロイド版16ページフルカラー。台湾の観光客がこれまであまり訪れたことがない宮古、八重山、久米島、慶良間諸島などの離島を中心に取り上げ、観光スポット、カフェ、エステティックなど幅広い内容を網羅している。

 台湾で最も人気のある沖縄ブロガー、スタンリーさんのインタビューを掲載した。「沖縄は奥さんのような存在」と話すスタンリーさんが、大好きな沖縄料理や一押しの絶景ポイントなど沖縄の魅力を語っている。

 沖縄本島は、沖縄美ら海水族館をはじめ、海中道路、世界遺産の勝連城跡などを巡る1日ドライブコースを取り上げた。

 観光タブロイド紙に関する問い合わせは本社営業局(電話)098(865)5213。