【中国時報】台湾鉄道館開館 日本の模型展示


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 台湾で唯一の鉄道の歴史をテーマとしたハマシン台湾鉄道館(哈瑪星台灣鐵道館)が、3日に開館した。

 台湾鉄道の全12路線、距離にして1083キロメートルの風景を題材にしたジオラマ(縮尺模型)などが展示され、200地点の風景が再現されている。そのほか、31の復刻列車模型も運行される。

 開館記念として日本の鉄道模型の大家・原信太郎氏の模型も初の台湾展示を果たし、イギリス、フランスなどの列車の模型も展示されている。開館に際し、横浜の「原鉄道模型博物館」の副館長も同館を訪れた。

 博物館は、アートの空間として開発された「駁二芸術特区蓬莱倉庫」に建てられており、高雄港の古い倉庫群の雰囲気を醸し出している。