10代投票率、沖縄は46.7% 県平均を7ポイント下回る


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 沖縄県選挙管理委員会が11日、発表した18、19歳の投票率(選挙区、速報値)は46・74%だった。県全体の投票率54・46%より7ポイント低かった。18歳の投票率は50・79%、19歳は42・37%だった。

 選挙権年齢の引き下げに伴い、主権者教育や啓発運動などが盛んに行われてきたが、高投票率には結び付かなかった。

 一方で、県内の過去3回の参院選で、20代の投票率は29~38%台で推移しており、通常の若年層の投票率と比較すると高い結果となった。特に18歳の投票率は50%で、一定程度の効果や政治関心への高まりがあったとみられる。

 投票率は、豊見城市、北谷町、北中城村の各1投票所から抽出して集計した。抽出した有権者数は368人で、男性の投票率は40・43%、女性の投票率は53・33%だった。