エンタメ

「ムーチョ グラシアス、ありがとう」 ディアマンテス25周年ライブ モンパチ、Coccoもゲスト出演

活動25周年の喜びを歌に乗せるディアマンテスの(右から)トム仲宗根、アルベルト城間。左端はゲスト出演したMONGOL800の上江洌清作=2日、宜野湾海浜公園屋外劇場

 結成25周年を迎えたラテンバンド「ディアマンテス」のライブ「TROPICALISSIMA(トロピカリシマ)」が2日、宜野湾海浜公園屋外劇場であった。県内外のアーティストらと共演し、軽快なラテンのリズムの曲を中心に41曲、約5時間半のライブを展開した。長時間のステージにも疲れを見せず、ファンへの感謝の思いを一曲一曲、歌に込めた。

 ライブには約3000人(主催者発表)が訪れた。現メンバーはアルベルト城間(ボーカル)、トム仲宗根(ベース)。オルケスタ・デ・ラ・ルス、琉神マブヤー、パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ、イクマあきら、MONGOL800、Coccoとのコラボレーションを繰り広げ、趣向を凝らしたステージを展開した。

 元THE BOOMの宮沢和史もサプライズで登場。元メンバーで2011年、石垣島周辺の海上で行方不明となったターボ(ギター)に思いを寄せるように「シンカヌチャー」などを歌い上げた。演奏中、ステージ後方のスクリーンにはターボの姿も映し出されるなど、「ターボもメンバーの一員」というメッセージをファンも受け取った。

 代表曲も次々と披露。ライブ終盤、城間は「この島がもっと幸せに、その思いを世界中に伝える手伝いができれば」と語りかけ、「片手に三線を」を歌った。観客も音色に合わせて、手を左右に振り、会場が一つになる。

 アンコールでは、メキシコの民謡を基にしたといわれる軽快な「LA BAMBA」を出演者、来場者全員で熱唱した。歌い終わり、出演者がステージ裏に引き揚げて行く。最後に残った城間が「ムーチョ グラシアス、本当にありがとう」と感謝の言葉を伝えて締めくくった。

 1991年に城間、仲宗根、ターボ、ボブ石原、ホルヘ城間でスタートした。メンバーの脱退もあり、順風満帆ではなかった。それでも太陽のように明るい城間、その後ろでほほ笑み、見守るように演奏する仲宗根で25周年を迎えられた。サポートメンバー、今回のライブに出演したそうそうたるゲストの面々。ディアマンテスにはファンだけでなく、アーティストを自然と引き付ける不思議な力がある。その魅力をこれからも発信し続けてほしい。
(大城徹郎)



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス