培った文化の息吹感じて 高文祭、中文祭壮行会で創作披露


この記事を書いた人 金城 美智子
創作舞踊を披露する南風原高校郷土芸能部の生徒ら=20日午後、県庁講堂

 30日から8月3日まで広島県で開かれる第40回「全国高校総合文化祭」(高文祭)と8月18、19日に大分県で開かれる第16回「全国中学校総合文化祭」(中文祭)に参加する県代表の壮行会が20日、県庁講堂であった。約190人が出席し、決意を新たにした。

 県からは高文祭に17部門で340人、中文祭には3部門に57人の生徒がそれぞれ参加する。平敷昭人県教育長は参加生徒らを「日頃の芸術活動で培った技と若い感性を発揮してほしい」と激励した。
 壮行会では両文化祭に参加する生徒が伝統芸能や放送、弁論などを発表した。南風原高校郷土芸能部は創作舞踊「糸満乙女」「稲刈り歌」を三線や箏の伴奏に合わせて披露した。(琉球新報電子版)