全国の高校生が写真の腕を競い合う第23回全国高校写真選手権大会(写真甲子園2016)が26日、北海道東川町を主会場に開幕する。県勢は創部2年目の知念高が初出場。前年度優勝校の浦添工業を破っての出場に3人の選手は「優勝するしかない」と意気込む。
同部は2014年、浦添工業高で写真部を指導してきた照屋友理教諭が転任してきて同好会として発足。昨年、部に昇格した。「入部するまで携帯のカメラで記念撮影をするくらいだった」というメンバーたち。週末ごとに撮影会に出かけ、平日は設定したテーマを表現している写真を選ぶ練習を繰り返して力を伸ばし、全国出場を勝ち取った。
3年生の比嘉尚哉さん(17)、小橋川泰幹さん(17)、津波古彩夏さん(18)は「かなりハードな内容だが、現地の人たちの話を聞きながら北海道のいいところを撮りたい」と笑顔を見せた。