久米島で41.1キロのロウニンアジ


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 夏場になって各地でロウニンアジが釣れている。沖縄仮設の幸喜清さんはロウニンアジの大物を求めて10年前から毎年久米島に通っている。これまで31キロを筆頭に10匹以上を久米島で釣り上げた実績があり、今年は7月17日から遠征。活きボラを餌に大物を狙った。

 最初にアタリがあったのは18日午前2時30分、19キロのロウニンアジが釣れた。釣れたロウニンアジを車に戻ってクーラーボックスに入れていると、アタリを知らせるブザーが鳴った。70号のクエ竿が大きく曲がり、ラインが引き出された。針に掛かったロウニンアジは予想とは逆向きに走り、岩にラインがすれているのが伝わった。慎重にやりとりすること16分。暗闇に浮かんだ白い魚体は、146センチ・41.1キロの大物で幸喜さんにとって自己記録を更新する1匹となった。
 夏休みに入って最初の日曜日となった24日、宜野湾新漁港を会場にJFWファミリー釣り大会(主催:公益法人日本釣振興会沖縄県支部)が開催された。好天に恵まれた当日、参加者60人は楽しい夏の1日を過ごした。主な結果は次の通り。
▽1位・下地翔悟(360グラム、アーガイ)
▽2位・渡嘉敷湊(340グラム、シジャー)
▽3位・宮里ハルト(230グラム、スズメダイ)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

7月18日、久米島で146センチ・41.1キロと19キロのロウニンアジを釣った幸喜清さん
22日、中城海岸でボラを餌に123センチ・24.9キロのロウニンアジを釣った仲宗根英樹さん
20日、慶良間のべーべーで121.5センチ・26キロのロウニンアジを釣った金城卓さん
12日、海中走路で115センチ・23.5キロのロウニンアジを釣った上原直人さん
18日、伊江港で16センチのメギスを釣った小野寺しゅうさん
24日、宜野湾新漁港で360グラムのアーガイを釣ってJFWファミリー釣り大会で優勝した下地翔悟君
24日、慶良間でオジサンを餌に77センチ・5.48キロのカスミアジを釣った松山豊さん
17日、泡瀬一文字で71センチ・6.2キロのミーバイと57センチ・2.53キロと52.8センチ・1.92キロのタマンを釣った嘉陽常光さん、嘉陽健治さん、新垣智さん
17日、塩屋湾で49センチのチンシラーを釣った松田司さん