【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、防衛省沖縄防衛局は3日に引き続き、4日午前も、大浦湾で鋼管ぐいを打つ作業を実施した。同日午前9時半ごろ、クレーン船が、くいを海中に降ろそうと持ち上げる様子が確認された。新基地建設に反対する市民が船やカヌーから抗議した。
沖縄防衛局が大浦湾で鋼管ぐを打ち込んだことを受け、玉城デニー知事は3日、防衛省の鬼木誠副大臣と面会し、県との協議が整うまでは作業しないよう求めた。県はくい打ち試験に着手しないよう求める文書を沖縄防衛局に送っている。