金融機関が創業支援 沖縄市、3機関と協定


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
創業支援に関わる連携・協力に関する協定を締結した桑江朝千夫沖縄市長(右から2人目)と3金融機関の代表者ら=28日、沖縄市役所

 【沖縄】沖縄市は28日、創業・起業支援や人材育成に向け連携を図る協定を沖縄振興開発金融公庫(川上好久理事長)と琉球銀行(金城棟啓頭取)、コザ信用金庫(上間義正理事長)の3金融機関とそれぞれ締結した。市の本年度事業で、8月5日に本格始動する創業・起業支援やOJT(職業内教育)などの拠点「スタートアップカフェコザ」の機能強化につなげる。

 連携するのは、創業やスタートアップの推進による産業振興、情報通信技術(ICT)の普及や人材育成など。金融機関の持つ経営支援ノウハウやネットワークを活用し、創業や新ビジネスの開発を促進する。

 公庫の川上理事長は「地域の雇用創出が地域活性化につながる」と語った。桑江朝千夫沖縄市長は「地域発展に大きく貢献する」と述べた。