学習意欲向上も 沖縄の事例を報告 NIE全国大会


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 【大分で関戸塩】第21回NIE全国大会大分大会(日本新聞協会主催)は最終日の5日、9校の公開授業と4校の実践発表、主権者教育などをテーマとした四つの特別分科会を行い、閉幕した。大会では「わくわく、どきどき」するような新聞の楽しさを大切にし、新聞を通じて子どもたちと世の中とのつながりを気付かせることなどを確認した。来年は愛知県で開催する。

 特別分科会「行政との連携で進めるNIE」では県立総合教育センターの甲斐崇研究主事(NIEアドバイザー)が登壇し、沖縄県の取り組みを紹介。教員の初任者、10年など経年研修にNIE講座を行っていることを説明し、「NIE実践校の児童の学習意欲が向上している」などと報告した。

 公開授業では大分県内の小中高校生が「平和」「ネット活用のルール」などのテーマに合わせて新聞を活用しながら活発に議論し、発表した。