リオで夢咲かせて Stuv9、自転車の内間選手へ応援歌


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内間康平選手にエールを送るボーカルグループ「Stuv9」の(左から)望月誉さん、安座間ななみさん、渡嘉敷真さん=那覇市の琉球新報社

 リオデジャネイロ五輪の自転車競技で男子ロードレース日本代表として出場する内間康平さん(27)を歌で応援しようと、内間さんの北中城高時代の自転車部の先輩が所属するボーカルグループ「Stuv9(スタブナイン)」が応援歌「ペダル」を制作した。大舞台での後輩の活躍を願い、応援歌を作曲した望月誉さん(30)は「五輪の空気を肌で感じて、楽しみながら競技に臨んでほしい」とエールを送った。内間さんは6日午後9時半(日本時間)に出走する。

 望月さんが3年生だった2004年、内間さんは北中城高校に入学。同年の県高校総体の自転車・個人ロードレース部門では、内間選手が1位、望月さんは2位だった。「ロードレースだけ1位になれなかった。内間選手は高校から自転車を始めたが、『自転車が好きだ』という強い思いや才能があった」と振り返る。  五輪出場が決まった内間さんに望月さんが「応援歌を作りたい」と申し込むと、内間さんは快諾した。望月さんは「五輪に出場できた喜びだけでなく、これまでの努力などをしんみりと感じられるようにしたかった」と曲への思いを語る。  「ペダル」は発売中のアルバム「Dreamer」に収録されており、動画はYouTubeで公開している。アドレスはhttps://www.youtube.com/watch?v=gh-EHA4lCJM