比嘉奈津美氏が環境政務官就任


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比嘉奈津美氏

 【東京】政府は5日、内閣改造に伴う各省庁の新副大臣・政務官を閣議決定した。県関係国会議員からは比嘉奈津美衆院議員(自民)が環境政務官に就任した。初の政務官就任で、地球温暖化対策などをはじめとする自然環境分野を担当する。

 比嘉氏は同日、取材に対して、本島北部地域の3村にまたがる「やんばる国立公園」の早期制定や、「奄美・琉球」の世界自然遺産登録に向けて取り組む考えを強調。「沖縄の関係でもサンゴの保全の問題などもあるので、県出身の議員として沖縄のためにも頑張りたい」と意欲を語った。

 慶良間諸島など全国8カ所の国立公園を「ナショナルパーク」としてブランド化し、外国人観光客を誘致する「国立公園満喫プロジェクト」も比嘉氏が担う。