【中国時報】「愛情」と「幸福」 台湾―北海道 姉妹駅協定、終生結ばれる


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 新竹県合興の愛情駅が、日本の北海道帯広市の幸福駅と姉妹駅の協定を結ぶことになり、新竹県邱鏡淳県長一団が7月22日、北海道の幸福駅を訪れた。

 邱県長は愛情駅と幸福駅には多くの共通点があり、いずれも日本風情の建物であることや、両駅が「愛情」と「幸福」から恋人になり、互いに終生許し合う観光地であると述べた。

 新竹県の合興駅が「愛情駅」と呼ばれたのは曾春兆さんと彭智惠さんの恋愛にちなむ。廃駅の危機に直面した時も、その後結婚をした曾さんと彭さん夫妻が保存運動を展開し「愛情駅」と言われて観光地になっている。

 邱県長は夫人と幸福の鐘を共に鳴らし、駅舎に「幸福台灣、幸福滿滿」と書いた絵はがきを貼った。