【中国時報】使い捨て容器 禁止 環境配慮も店の業績減


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 台北市の柯文哲市長は環境保護の観点から、飲食店の使い捨て容器使用を禁じる方針を出した。一部地域から次第に広げ、市役所内では4月から率先して実施している。これは食堂以外にも、チェーン店のコンビニやカフェにも適用されている。

 実施から3カ月がたち、これらの店の業績が落ち込み、悲鳴が上がっている。特にチェーンのカフェの影響は大きく、業績が4割落ち込んだ。以前は客が1人で何杯か買って人にふるまっていたが、それが大幅に減った。テークアウトには自分のコップを使うか、店に100元のデポジット(預かり金)を払ってコップを使うしかない。

 環境局は「まず公共部門が範を示し、次世代のために環境保護の習慣を人々につけてもらいたい」としている。