開設20年で祭り開催 てるしのワークセンター


この記事を書いた人 松永 勝利
作ったパンを販売するてるしのワークセンターの利用者ら=13日午前、南風原町宮平

 県精神保健福祉会連合会(島田正博会長)が運営する南風原町宮平の指定障害福祉サービス事業所「てるしのワークセンター」で13日、センター設立20周年を記念した「てるしの祭り」が開かれた。利用者らが作ったパンが販売されたり、関係者らによるダンスが披露されたりした。会場は地域の住民らでにぎわった。
 島田会長は「20周年を支えてくれた地域に少しでも還元できればうれしい」と語った。
 開会式の司会を務めたセンター利用者の宇座徳摩さん(20)=那覇市=は「毎日楽しくパンを作っている。この祭りを楽しみにしていた」と笑顔を見せた。【琉球新報電子版】