沖縄の方言でクチヌイユと呼ばれるマゴチ。ワニにも似たグロテクスな魚体だが、本土では高級魚として知られる。沖縄での市場価値は高くないが、ここ数年、人気が出できた魚の一つ。13日午後2時すぎから、オーシャンルーラーのスタッフの野原康人さん、仲本司さん、瑞慶覧長淳さんの3人でマゴチ釣りを始めた。
日中は糸満市役所裏の河口を攻めたがノーヒット。夕方から糸満漁港のセリ市場裏に移動した。日が暮れて水銀灯の光に集まる小魚を食べにやってくるマゴチを釣ろうとの作戦だ。
午後9時、仲本さんの竿(さお)先にコツコツとアタリがあった。2~3回大きなアタリがあるまで待ってから大きくアワせた。硬い口元にしっかりと針掛かりさせると強い引きで抵抗したが、ベテランの竿さばきにあっさりとタモに収まったのは45センチのアベレージサイズだった。
8月6日から7日までの2日間、GFG沖縄琉球支部親睦タマン釣り大会が開催された。大会期間中に釣った1匹のタマンの重量を競った。主な結果は次の通り。(敬称略)
▽1位・仙木良太(66センチ・3.61キロ)
▽2位・照屋寛仁(64センチ・3.6キロ)
▽3位・山内正樹(61センチ・3.09キロ)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)