バド高橋・松友組V レスリング女子63キロ級・川井も金メダル  


この記事を書いた人 金城 美智子

 リオデジャネイロ五輪第14日の18日、バドミントンの女子ダブルス決勝で、世界ランキング1位の高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組=日本ユニシス=がデンマークのペアに2-1で逆転勝ちし、同競技の日本勢で初の金メダルに輝いた。レスリングの女子63キロ級決勝は初出場の川井梨紗子(21)=至学館大=がベラルーシ選手に勝ち、日本勢は女子6階級中4階級を制した。

 バドミントンの高橋、松友組は1次リーグ3試合を全て2-0で制し、1位で通過した。準々決勝でマレーシア組に2-1で勝ち、準決勝で鄭径恩、申昇〓組(韓国)を2-0で退けた。この日の決勝も、世界一の実力を見せつけた。
 レスリングの川井は本来の58キロ級から階級を移して2015年世界選手権で準優勝し、代表切符をつかんだ。20年東京五輪で活躍が期待されるホープがまた一人、大輪の花を咲かせた。
 レスリング女子53キロ級決勝で吉田沙保里(33)は米国選手に敗れ、4連覇を逃した。