自身の体と向き合う 県民健康フェア


この記事を書いた人 松永 勝利
県栄養士会のブースで食品サンプルを選びながら食事チェックを受ける来場者=21日午後2時ごろ、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター展示棟

 【宜野湾】県内の医療保健福祉関連17団体で構成する県医療保健連合(なごみ会)は21日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター展示棟で「第6回県民健康フェア」を開いた。13カ所のブースに多くの来場者が詰め掛け、健康診断や相談を通して自身の体と向き合った。
 県医師会は過去の検査結果も参照しながら保健指導を実施した。県医師会の白井和美理事は「保険証1枚で簡単に相談が受けられる」と説明し「フェアは多くの医療機関が集まり、体のさまざまな部分の相談が一度にできるいい機会だ」と意義を語った。
 県栄養士会のブースで「食事チェック」に参加した実啓子さん(80)=北中城村=と小橋川静子さん(69)=うるま市=は、食品サンプルを使い、栄養バランスを診断した。初めて診断を受けた小橋川さんは「悪くない結果だった。ずっと自分の脚で歩けるようこれからも野菜類を多く取りたい」と話した。【琉球新報電子版】