【中国時報】「宮本武蔵」で優勝 タトゥー世界大会


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 台湾のタトゥー・アーティストの陳韋佐氏がベルリンで開催された世界大会で優勝した。

 この国際大会では三つのグループに分かれ、彼のタトゥーのスタイルが日本の伝統的な浮世絵に似ていることから、アジア部門にエントリーすることになった。台湾からは5人のアーティストが参加し、20人で競うことになった。
 図案は「宮本武蔵」で、完成まで11カ月の時間を費やした。色が均一で、細部の表現が細かく、力強さがあり、構図も独創的であることが審査団から高い評価を受けた。図案はモデルの侯景文氏の希望で、かつて彼の祖父が日本で剣道の道場を開いており、彼もブラスバンドのメンバーであったことから、「二刀流」の宮本武蔵を選んだ。