数年前から、南城市のあざまサンサンビーチで逆バンジーや巨大ブランコが楽しめるのを知っていますか? かなりスリリングなので、ぜひ調査してみてください!
(那覇市 みそ汁たまこ)
海にある巨大ブランコ…想像するだけでうっとりしますね。あまり聞き馴染みのない「逆バンジー」とは、地上にいる人を専用のロープで固定し、パチンコの要領で空高く打ち上げるアトラクションとのこと。さっそく調査開始です。
海に飛び出す巨大ブランコ
調査員を出迎えてくれたのは、南城市にあるアクティビティショップ「マナイア沖縄」のオーナー・金子哲也さんとスタッフの比嘉優梨さん。もともとお店に設置していた巨大ブランコと逆バンジーを、昨年からあざまサンサンビーチに移動したとのことです。
防波堤ギリギリに設置されたブランコの高さは全長6メートル。前後の振り幅は直線距離でおよそ10メートルと、かなりスリリングですね。
「目の前はサンゴ礁の見える青い海。満潮時には波のしぶきがかかるくらい近いので、海の上に浮いているような臨場感が味わえますよ」と金子さんは言います。
ブランコは通常の板タイプとおしゃれなベンチタイプの2種類を用意。インスタ映えする写真が撮れると県内外からお客さんが訪れます。
「丈の長いワンピースやスカートを着ていると、動きのあるすてきな一枚が撮れますよ」とアドバイスしてくれました。
18メートルの青空へジャンプ!
逆バンジーがあるのはビーチに隣接した駐車場近く。V字に建った二つの鉄柱は高さ15メートルですが、打ち上がる最高到達点はなんと18メートルにもなるそうです。
「よく遊園地やお祭りにある子ども向けの『バンジートランポリン』と勘違いされるのですが、あちらは人力とゴムの弾性で跳ねるのに対し、こちらは機械の力で巻き上げて飛ばしているのでスピードも高さも桁違いです」と金子さんは太鼓判を押します。
「実際に体験してみますか?」という言葉に、思わず二つ返事の調査員。台の上に立ち、専用の器具でがっちりと固定。機械にワイヤーが巻かれると、ふわりと体が浮かびました。「3・2・1」のカウントダウンを合図に打ち上げられると、目の前に青い空と海の水平線が広がります。その直後、体が回転し後ろ向きの体勢で落下! かなりスリリングで、思わず叫んでしまいました(笑)。
「体験したお客さまからはよく『想像以上に高くて怖かった』と言われます」と比嘉さん。確かに、見るのと体験するとではそのスリルは段違いですね。「県内には絶叫系のアトラクションが少ないので、スリルを味わいたい方はぜひ一度体験しに来てください!」とPRしてくれました。
その他にも「マナイア沖縄」ではモーターパラグライダーも用意。上空150メートルから美しい海を飛行できると観光客を中心に大人気だと言います。皆さんも秋の行楽シーズンに、スリル満点のスカイアクティビティはいかがでしょうか。
Manaia Okinawa
南城市知念久手堅455-1
TEL 070-1555-6126
営業時間=9:00~17:00
・海辺のブランコ 料金=600~2000円
・逆バンジー 料金=1回3000円(参加条件あり)
https://www.manaia-okinawa.com/projects/powered-paragliding
(2024年9月12日 週刊レキオ掲載)