浦添市長選 経済界、現職に対抗馬 野党と人選協議


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 来年2月の任期満了に伴う浦添市長選で、浦添商工会議所の政治団体である日本商工連盟浦添地区は31日、会合を開き、現職の松本哲治氏に対抗する候補を擁立することを決めた。経済界の代表は既に市政野党の市議らと候補の選出に向けた協議を重ねており、人選はこの中で話し合う。経済界の組織決定を受けて今後、「反松本」候補擁立に向けた人選が加速しそうだ。

 関係者によると、会合で投票が行われ、賛成多数で松本氏の対抗馬を立てる方針が決まった。候補者名は挙げずに投票したという。今後、候補者について組織内で意見を聞き、方針をまとめる。その上で市政野党議員や翁長雄志知事を支える県議らと協議し、具体的な候補者名を挙げて人選を進めることになる。日本商工連盟浦添地区は前回(2013年)市長選で、現職の儀間光男氏を支援した。