星野リゾート、読谷にヴィラホテル建設へ 海沿いに100戸、19年度開業目指す


この記事を書いた人 金城 美智子

 【読谷】ホテルや温泉旅館の運営、再生事業を手掛ける星野リゾート(長野県、星野佳路代表)が、読谷村内にヴィラスタイル100戸のホテルを建設することが8日、分かった。同社は「読谷リゾート地区地主会」(安田慶敏会長)に2019年度内の開業を目指す予定と説明している。リゾート開発の「沖縄うみの園」に地主らが貸していた土地の貸借権を星野側に移動できるよう7月から手続きを進めている。実現すれば、同社が運営する本島内の施設は初めて。

 ホテル建設はホテル日航アリビラ近くの読谷村儀間と渡慶次、高志保3区に広がる開発許可地の一角を予定している。

 地主会の安田会長は「長年住んでいる土地に知名度の高い星野リゾートが来るということで地主としても喜んでいる。後は(同社の)計画を見守っていきたい」と話した。

 星野リゾートは現在、国内外35カ所で宿泊施設などを運営しており、県内では「リゾナーレ小浜島」「リゾナーレ小浜島カントリークラブ」「星のや 竹富島」を運営している。

 同社は琉球新報の取材に対し「現在回答できることはない。詳細が決まったら発表したい」と話した。
【琉球新報電子版】