9月9日、ユニチカの杉原正浩さんは新しく発売されるPEラインのテストを兼ねて沖縄の釣り仲間3人を誘って中城沖にルアー釣りに出掛けた。
大雨の中、午前7時30分に南風漁港を出船したが、雷が鳴ったので安全のため、いったん港に引き返した。雷雲が通り過ぎたので、午前10時すぎに再び出船。バイブレーションと呼ばれるルアーでタマンを狙った。開始早々、杉原さんのエギングロッドにPE1号のライトタックルにずっしりとした重量感が伝わった。
掛かった大物はゆっくりと動き出し、必死の攻防が30分ほど続いた。しばらくすると海面下に50キロほどの亀の姿が見えた。息切れしたのか船近くでガバッと浮上した亀は再び潜ったが、さすがに疲れたのか2回目の浮上で仕掛けを外してやると、海底へと帰って行った。
その後は亀の恩返しなのか、ハンゴーミーバイなどのミーバイがコンスタントに釣れ、5キロ前後のシイラや3キロ前後のオニヒラアジ2匹が釣れた。本命のタマンも数匹釣れた。釣れた魚は食べる分だけをキープして残りはリリースしてテスト釣行を終えた。海屋・上原船長(電話)090(5021)6252。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)