学生交流で友好の懸け橋に 琉大、ハワイ大マウイ校と協定


社会
この記事を書いた人 金城 美智子
学生交流協定に調印した琉球大の大城肇学長(右)とハワイ大マウイ校のデブラ・ナカマ副学長=15日、西原町の琉球大

 琉球大学(大城肇学長)は15日、ハワイ大学マウイ校と大学間学生交流協定に調印した。同日、西原町の琉球大で行われた調印式で、マウイ校のデブラ・ナカマ副学長が「マウイには多くの沖縄県系人がいる。素晴らしい協定に感謝する」とあいさつし、大城学長と協定書に署名を交わした。

 琉球大は1988年にハワイ大と大学間学術交流協定を締結した。その後同大マノア校、ヒロ校、カウアイコミュニティカレッジの3校と学生交流協定を結び、各校2~5名以内の交換留学を続けている。マウイ校とも2人以内の学生を送り、受け入れる予定。

 調印式でナカマ副学長はルイ・ホコアナ学長のあいさつ文のほか、マウイ郡の新川アラン郡長から預かった歓迎のメッセージを紹介した。大城学長は贈られたマウイの首飾りを掛けて「大学の連携を通してハワイと沖縄、日本の友好の懸け橋になれば」と笑顔で話した。
【琉球新報電子版】