内間選手「東京でメダル」 五輪出場を報告 浦添


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松本哲治浦添市長(前列右)にリオの結果を報告、東京五輪での活躍を目指してガッツポーズをする内間康平選手(同中央)ら=14日、浦添市役所

 【浦添】リオデジャネイロ・オリンピックの自転車ロードレース競技に出場した内間康平選手が14日、浦添市役所で松本哲治市長にレース結果を報告し、「東京オリンピックのメダル獲得に向けて頑張っていきたい」と4年後の五輪に向けて決意を示した。

 他の選手と接触して落車するアクシデントもあり、時間制限のため途中棄権した。だが、一緒に出場した県出身の新城幸也選手をアシストするという、チームから与えられた役割について「出された作戦は全て実行した。仕事を完璧にこなせた」と胸を張り、「いいオリンピックになった」と話した。

 標高1800メートルのフランスの高地で仕上げの合宿をして現地入りしたことを説明し、「低酸素の高地で苦しい練習だったが、これでスピードが一段と上がった」と語った。

 レース当日は「起きた瞬間、いいコンディションだと感じた」という。序盤に自転車のトラブルがあり、集団に追い付くため「かなり体力が削られた」と振り返ったが、「新城選手をサポートするため、食らいつくつもりで走った」と報告した。

 今回の経験を生かし、東京五輪での出場権獲得、さらには表彰台を目指す考えを示し、「応援してくれたらうれしい」と話した。

 松本市長は「4年後の東京では、さらに上を目指して活躍してほしい。市民みんなで応援している」と激励した。