7月19日、桃園市の高速道路で桃園国際空港に向かっていた観光バスが交通事故を起こし、26人の乗員・乗客全員が死亡した。この事故の最終的な調査結果が発表され、事故の原因は、バスの運転手である蘇明成氏の自殺であると結論付けた。
蘇氏は7月14日に嘉義市のガソリンスタンドに黒服で現れて給油した後、3分もしないうちに服を着替え、迷彩柄の帽子をかぶって手持ちの五つのタンクにガソリンを入れた。
そして二つは運転席の座席後方に、三つはバスのガスタンクの下にある荷物置き場に入れ、再び黒い服に着替えてホテルに入った姿が監視カメラに捉えられている。
事件当日は飲酒し、運転して国道に入ったころに、ガソリンを頭からかぶって自ら火を付けたとみられる。