県選手団、先頭で入場行進 いわて国体が開幕


この記事を書いた人 松永 勝利
総合開会式で先頭行進する県選手団=1日午後1時53分、岩手県の北上総合運動公園北上陸上競技場

 【岩手国体取材班】「広げよう感動。伝えよう感謝。」をスローガンに、第71回国民体育大会(2016希望郷いわて国体)が1日、岩手県北上市の北上総合運動公園北上陸上競技場で開幕した。
 同競技場で同日午後行われた総合開会式では、県選手団約50人が各都道府県の先頭として笑顔で入場行進し、活躍を誓った。いわて国体に出場する県選手団は先行競技の競泳を含め、計347人(成年157人、少年117人、監督47人、役員ら26人)。この日から重量挙げ競技が始まっている。
 岩手県での国体開催は1970年以来、46年ぶり。2011年の東日本大震災の被災地としては初の開催となる。大会前は台風10号の被害により競技場変更などが余儀なくされたが、自治体間の協力で開催までこぎ着けた。【琉球新報電子版】