【中国時報】西本願寺広場 台湾の建築賞 観光スポットに変貌


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 台北市工務局は、9月23日、台北市西門の西本願寺広場と、南港区の胡適公園のリニューアル工事に対し、「中華建築金石奨」を与えると発表した。

 西本願寺は、日本の浄土真宗本願寺派台湾別院として台湾の信者と日本の寄付金で、1912年に完成した。建築様式は18世紀と19世紀の折衷様式に由来し、その輪番所は日本の伝統の住宅様式になっている。かつては廃虚となっていたが、2012年に完了した復元工事により、新たに「西本願寺広場」となって台北市の繁華街の西門エリアの歴史的な観光スポットに生まれ変わった。

 胡適公園は1974年に中華民国の学者・思想家だった胡適の旧居を基に造られた墓園公園で、これもエコロジカルな改修工事を経て生まれ変わったことが評価された。