糸満産ずらり500点 道の駅内物産センター、コーナー新設


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「糸満市地場産品コーナー」のテープカットをする(左から)道の駅管理組合の伊敷幸信組合長、市物産センターの照屋正秀社長、市商工会の玉城春一会長=12日、糸満市西崎の市物産センター遊食来

 【糸満】糸満市西崎の道の駅いとまん内にある市物産センター遊食来(ゆくら)は12日、「糸満市地場産品コーナー」のお披露目式を開いた。市物産センターや市商工会などの関係者らが参加し、テープカットで新コーナー開設を祝った。

 同コーナーは、市物産センターと市商工会が共同で設置。これまでセンター内に点在していた市内の地場産品を1カ所に集めた。黒糖や海ブドウ、わらび餅、トロピカルフルーツワイン、太モズクなど地元約30社の商品約500点が並ぶ。昔懐かしい糸満の風景パネルも行事に合わせて展示し、糸満を幅広くアピールしていく。将来的には南部の商工会の推薦コーナーも設置したい考えだ。

 お披露目式で市物産センターの照屋正秀社長は「地場産品の販売強化を図るため、レイアウトを変更した。これまで以上に団体や行政と連携をはかり、活性化に取り組んでいきたい」と主催者あいさつした。

 市商工会の玉城春一会長は「今後は取り扱いアイテムを増やし、幅広く展開していきたい。販売だけでなく、戦後・復帰前の糸満の懐かしい風景を展示し、糸満を最大限にPRしたい」と語った。

 道の駅いとまん「糸満市物産センター遊食来」は午前9時30分~午後7時。年中無休。