地域

マイクロプラスチックの影響懸念 野底小児童ら海岸調査

マイクロプラスチックの調査をする野底小学校の児童ら=18日、石垣市野底の浜

 【石垣】海岸の漂着ごみ問題について考える環境学習で、石垣市立野底小学校の児童13人が18日、学校近くの浜で、細かいプラスチックを採取し、5ミリ以下に小さくなった「マイクロプラスチック」の数などを調査した。

 マイクロプラスチックは、プラスチック製の資材がごみとして海に流れ込んだ後に、紫外線や波により5ミリ以下に砕かれた微小なプラスチック粒子。生態系や自然に与える悪影響が国際的に大きな問題となっている。

 調査実習は九州大学の専門家から指導を受けたエコツアーふくみみ(大堀健司代表)が講師を務めた。児童たちは浜の4地点で、30センチ四方内にある表層5ミリの砂を取り、5ミリの穴のふるいにかけた。ふるいから落ちた砂を海水に入れ、浮いたプラスチックを採取した。結果、マイクロプラスチックは計25個あった。

 大堀代表は「30センチ四方でこれだけ見つかった。見渡す限りの浜や海中にはどれだけあるのか想像してほしい。清掃活動でもここまで小さくなったものは拾えない」と問題の大きさを教えた。

 4年生の大城佑顕君(9)は「とても小さい。増えたらきれいな砂が汚れるかもしれない」と懸念した。西泊海捺人君(9)は「魚がこれを食べてしまうかもしれない。ごみは増やさないようにしたい」と話した。



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