国立劇場が組踊入門展  県系人向け多言語解説 


この記事を書いた人 金城 美智子
組踊の衣装や道具を紹介する企画展=国立劇場おきなわ

 国立劇場おきなわの企画展「組踊入門」が浦添市の同劇場資料展示室で開催されている。組踊の初心者向けに衣装や道具、台本などを展示している。第6回世界のウチナーンチュ大会に合わせて、英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語(簡体・繁体)、韓国語に翻訳した解説も展示室内で無料配布している。12月18日まで。

 琉球舞踊や組踊の歴史、種類、代表的演目などを紹介する小冊子も作成し、劇場内で無料配布している。英語、スペイン語、ポルトガル語、日本語で書かれた版と中国語、韓国語、日本語で書かれた版の2種類がある。問い合わせは同劇場調査養成課(電話)098(871)3318。

※(沖縄伝統芸能の11月の公演日程は琉球新報本紙10月28日付15面に一覧表を掲載しています)