「これぞ、沖縄魂!」 エイサーエキスポに海外県人興奮


この記事を書いた人 松永 勝利
創作、伝統のエイサーが次々と披露されている「エイサーエキスポ2016」=30日、那覇市の県立武道館アリーナ棟

 「第6回世界のウチナーンチュ大会」の一環で「エイサーエキスポ2016」(第6回世界のウチナーンチュ大会主催)が30日午前10時、那覇市の県立武道館アリーナ棟で開幕した。エイサーを通してウチナーンチュのネットワークを構築し、沖縄のアイデンティティーを確認することを目指す。伝統、創作の演武が次々と披露され、観客たちは手ぶりや手拍子で応えていた。
 エクスポへの出演は計26団体。宮沢和史さんや大城クラウディアさんらゲストによるライブもある。
 洋楽やポップミュージックを使ったり、アクロバットな踊りを交えたりした創作エイサーの数々が会場を沸かせた。一方、伝統エイサーは勇壮な演舞で観客を圧倒した。米国テキサスから参加したキャシー・ライさん(47)と娘のダニエルさん(11)は現地でエイサーを習っている。演舞を見て「エイサーが大好きだ。ウチナーンチュスピリット(魂)を感じた。パワフルで楽しい」と話した。【琉球新報電子版】