【中国時報】台湾飲食業、6割無休 競争の激化など要因


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 台湾の外食はとても便利で、レストランにせよ、露店にせよ、少し歩けばすぐに見つかる。

 だが店の競争は激しく、経済部が10月31日に発表した最新調査「2016年卸売り・小売り及び飲食業経営実態調査報告」によると、約6割の飲食店が年中無休で営業を行っていた。

 そのうち大企業は74・7%で、中小企業の51・4%を大幅に上回った。労働者の週休1日の割合でも、中小企業12・2%に対し、大企業1・2%で、大企業の休みが少ないことが浮き彫りとなった。

 飲食業の経営上の困難さの要因には、食材価格の変動の他、人員の流動率が高いことや、同業者間の競争が激しいことが挙げられている。

 営業時間については、8~12時間営業が57・5%で最も多く、24時間営業は3・7%のみだった。