職員のワークライフバランス(仕事と生活の調和)の充実や交通渋滞による疲労緩和のため県が5月から始めた時差通勤で、人事課はこのほどアンケート結果を公表した。回答した793人中9割の729人が「良い取り組みだ」「どちらかといえば良い取り組みだ」と答え、今後も「継続すべき」と求めたのが8割超の687人だった。
時差通勤は出勤時間を午前7時半から9時半まで30分刻み、5通りを選べる。
制度を「良い取り組みだ」としたのが70%の559人、「どちらかといえば良い取り組みだ」は21%の170人だった。勤務時間体制について「現制度を継続すべきだ」と答えたのは77%の613人。勤務時間を柔軟に設定できるフレックスタイム制の導入を求める声などがあった。
時差通勤の利点(複数回答可)では「通勤時のストレスが少なくなった」が最多の158件で、「家事、育児、介護など家庭生活と仕事の両立が図られた」が136件と続いた。「事業者など業務の相手方と勤務時間ずれの不都合が生じた」が25件あるなどとした。
人事課は「結果を参考に働きやすい職場環境を目指し制度を推進していく」とした。
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