生徒がネット放送 あすから県中文祭 番組制作へ練習積む


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インタビューの練習に取り組む生徒ら=2日、宜野湾市の真栄原公民館

 第22回県中学校総合文化祭(県中文祭、県中学校文化連盟主催)が10、11の両日、浦添市のてだこホールなどで開催される。中学生自身が文化祭の様子を伝えるインターネット番組「ハイサイ中文祭!」が放送される。本番に向け、生徒は約2カ月間、発声やインタビューの練習を積んできた。生徒は「活躍する同じ世代の姿を発信したい」と意気込んでいる。

 番組は両日とも午後12時から2時までの放送で、番組に協力しているFMよみたんのホームページ内で視聴できる。司会と中継を担当するのは仲西中、古蔵中、石田中、松城中、佐敷中、北中城中、嘉手納中、宮里中の生徒28人。

 生徒らは中継や司会に必要な技術や心構えをFMよみたんのスタッフから学んできた。2日の練習では、当日の中継を想定しながら舞台に出演する生徒へのインタビューに挑んだ。スタッフは「マイクは(取材を受ける人が)話しやすい位置に」と生徒に細かく助言していた。

 松城中2年の又吉李咲さん(14)は「練習のおかげでイントネーションが良くなった。頑張っている中学生を引き立てたい」と意気込む。中継を担当する石田中3年上運天英蔵さん(15)は「視聴者が知りたい情報を引き出せるような取材をしたい」と語った。