沖縄県内の出生率42年連続1位 15年県人口動態統計


社会
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 県保健医療部は8日、2015年県人口動態統計(確定数)を発表した。出生数は前年比568人増の1万6941人だった。人口千人当たりの出生率は同0・3ポイント増の11・9で全国の8・0を3・9ポイント上回り、42年連続の全国1位。女性1人が生涯に生む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率も1・96(全国1・45)で31年連続1位となった。

 死亡数は前年比35人減の1万1326人。死亡率(人口千人当たり)は同0・1ポイント減の8・0で、14年連続で全国47位となった。1日平均死亡数は31・0人で、46分24秒に1人死亡した。自然増減数は5615人、自然増減率(同)は3・9で全国1位。自殺者数は同7人増の294人だった。

 婚姻件数は前年比222組増の8695組で、婚姻率(人口千人当たり)は全国2位の6・1。また離婚件数は同32組増の3603組で、離婚率(同)は13年連続の全国1位となる2・53だった。1日平均で9・9組、2時間25分53秒に1組離婚した計算になる。