ランドセル105個、県内母子家庭に 沖電総連が贈呈


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 沖縄電力関連産業労働組合総連合(沖電総連、松原淳会長)は10日、県母子寡婦福祉連合会(与那嶺清子会長)にランドセル105個を贈呈した=写真。同総連からの寄付は9回目。同連合会を通して県内の母子家庭に配られる。

 那覇市の県総合福祉センターで同日開かれた贈呈式で、松原会長は「わずかな支援だが、子どもたちにはすくすくと育ってほしい」とあいさつ。与那嶺会長も「ランドセルを大切に使って、勉強に励んでほしい」と呼び掛けた。

 新入学児童を代表して宮崎凜さん(6)=那覇市=は「ありがとうございます」とお礼した。贈られたランドセルを6年間大切に使ってきた大石哲哉君(12)=うるま市=は「将来、こういうことができる大人になりたい。中学生になっても頑張りたい」と感謝した。