沖縄海邦銀行は8日から、県内銀行としては初めて、拡張現実(AR)システムを活用した広告を始めた。同行の具志恒男営業統括部次長らが12日、琉球新報社を訪れてアピールした。
ARシステム広告では、同行のCMやローンの受け付け、クイズアプリ、LINE登録などがスマートフォンで操作できる。今後は就職情報やイベント情報など内容を充実させていく。
スマホでアプリ「RealAR」をダウンロードし、通帳やキャッシュカードなどに記載されている沖縄海邦銀行のマークや同行のマスコット「かいホーくん」にスマホをかざすことで利用できる。
具志次長は「まずは楽しくないと利用してもらえないと思うので、いろいろな情報を発信していきたい」と抱負を語った。同行では今後、かいホーくんをAR上で3D化することなども検討している。