県と福建 経済連携へ 年内に覚書 貿易、企業立地を促進


この記事を書いた人 新里 哲

 県が友好県省を締結する中国・福建省と経済交流を促進するため、経済連携に関する覚書(MOU)を締結することが13日までに分かった。福建省の自由貿易試験区と沖縄の各経済特区の活用を見据え、相互の貿易や投資の促進、企業立地などのビジネス拡大に向けた経済交流を強化する。早ければ28日にも、両商工担当幹部による調印式を東京都内で開く。

 沖縄県と福建省は1997年に友好県省を締結。2017年に締結20周年の節目を迎えるため、両者は経済面でさらなる連携強化を目指す。

 自由貿易試験区は中国国内に計4カ所設置されている。(新垣毅、宮城征彦)