残骸回収17日も続行 市民ら70人抗議 安部のオスプレイ


この記事を書いた人 松永 勝利
墜落したオスプレイの残骸を回収する米兵=17日午前11時半ごろ、名護市安部の浜

 【名護】名護市安部の海岸に墜落した米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの残骸を回収する作業が17日も続けられた。
 機体の残る墜落地点では午前10時20分ごろから、少なくとも5人のダイバーが潜水作業を開始した。電動ノコギリのようなものを準備している様子も確認された。約800メートル離れた浜に、午後0時15分までにゴムボート4隻分の残骸が運ばれ、トラックに積まれている。
 午後0時40分現在、浜では市民ら約70人が「米国は民主主義の国なのに、なぜ他国の民主主義は認めないんだ」などと抗議の声を上げている。浜は約15メートル四方を県警が規制している。【琉球新報電子版】