沖縄県内で流通する農作物を取引する県中央卸売市場(浦添市)で4日、花卉(かき)類の初競りが開かれ、2017年の商いが始まった。県くみあい生花(比嘉隆社長)と県花卉卸売市場(平隆司社長)がキクやバラなどの切り花、合わせて約17万6千本を競りに掛け、初春を彩る色とりどりの花でにぎわった。5日朝は青果類の初競りが開かれる。
中央卸売市場を管理する県の島尻勝広農林水産部長は「冷蔵庫を整備して(低温を維持したまま流通させる)コールドチェーンに対応させるなど付加価値を高めていきたい」と初競り式であいさつした。