空中給油機がホース点検 嘉手納基地 普天間のオスプレイ1機も離陸 空中給油再開か


この記事を書いた人 松永 勝利
給油ホースを点検する岩国地基地所属のKC130空中給油機=6日午前9時17分、嘉手納町の米軍嘉手納基地

 【中部】米軍嘉手納基地に飛来している岩国基地所属のKC130空中給油機が6日午前9時15分ごろ、両翼から給油ホースを出して兵士が点検しているのが確認された。墜落事故後に空中給油訓練を停止していた米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイによる空中給油訓練再開に向けた準備とみられる。
 普天間飛行場では6日午前8時45分ごろ、オスプレイ1機が離陸した。ほかのオスプレイは駐機し、米兵が機体の周りで作業する姿やプロペラの動きを点検する様子が確認された。
 嘉手納基地からは別のKC130も午前9時31分に嘉手納基地を離陸した。伊江島へ向かったとみられる。【琉球新報電子版】

駐機する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=6日午前9時すぎ、宜野湾市の米軍普天間飛行場