大人への一歩踏み出す 県内21市町村で成人式


社会
この記事を書いた人 松永 勝利
友人たちと笑顔で記念撮影に納まる新成人たち=8日午後3時すぎ、那覇市の仲井真中学校体育館

 9日の「成人の日」を前に8日、県内では那覇市や沖縄市、名護市など21市町村で成人式が開かれた。華やかな振り袖や初々しい背広姿の新成人らが式典に出席し、仲間たちと共に大人への一歩を踏み出した。
 県内最多の3513人が大人の仲間入りを果たした那覇市では、中学校区ごとに成人式を開催した。仲井真中学校区の式典には新成人約150人が出席した。式典で城間幹子市長は「大人としての責任を自覚し、立派な社会人になってほしい」と激励した。
 就職を機に東京で暮らしている新成人代表の津波匠さんは「育ててくれた周囲の人々への感謝を忘れず、きょうから一人一人が自分の行動に責任を持ち、社会の一員として貢献していこう」と呼び掛けた。
 県によると県内新成人は1万7180人(男性8908人、女性8272人)。【琉球新報電子版】