日本バスケットボール協会が沖縄市に対し、2023年のバスケットボール・ワールドカップ(W杯)の試合会場として、同市に建設予定のアリーナの活用を打診していたことが14日までに分かった。
同市は1万人規模の多目的アリーナをコザ運動公園内に整備する計画を進めている。
昨年11月に同協会前会長の川淵三郎氏から桑江朝千夫市長に電話があり、同アリーナでの試合開催を提案されたという。12月には同協会の事務総長が沖縄市を訪れ、説明と要請があった。23年W杯の開催国は今後、決定する。
桑江市長は「市だけに限らず県全体が盛り上がる。沖縄を世界に発信することができ、観光振興など継続的な好影響が期待できる」と世界規模の大会の県内開催について前向きに受け止めている。